フオン川

フオン川 フオン川の3つの中州とは、下流からテュソン島、ヘン島、そしてザーヴィエン島の3島です。フォルスカラー合成の衛星画像を見ると,下流のテュソン島と上流のザーヴィエン島は、島全体が赤く染まり、大部分が植生に覆われていると推測できます。地図では、下流のテュソン島の土地利用は水田だけで、人家はなく両河岸からの橋もありません。上流のザーヴィエン島では、首都ハノイとホーチミンを結ぶ南北統一鉄道がこの中洲を横断しています。地図では数軒の建物記号がありますが、一般の民家ではなく、フエ市の取水・浄水施設があります。市内の水道水は、より上流のフオン川からも取水されていますが、ザーヴィエン島で取水・浄化された水は、私が宿泊しているホテルのある旧市街地方面に給水されているそうです。 これら上下流の2つの無人の中州に対し,フエ市街地の真ん中にあるヘン島は、島の北側約1/4が赤っぽく見えますが,全体として新旧の市街地と同じように白っぽく写っています。島の名称の「ヘン」とは、ベトナム語で「ムール貝、シジミなどの2枚貝」を意味し、ガイドブックでは”mussel islet”あるいは「シジミ島」などと紹介されています。地図によると、ヘン島にはフオン川東岸から一本の橋が架かっており,北東部をのぞく島全体に多数の人家も描かれています。そこで、今回はこのヘン島に、その自然と暮らしを訪ねてみることにしました。

 
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