午門

午門 これがグエン朝の王宮の入り口で正門である「午門」。コの字形になっているのが特徴。真ん中の部分の屋根だけが黄色となっているが、真ん中は皇帝が御する場だからだ。黄色とは皇帝の色と決まっている。その両側の緑の屋根の部分にそれぞれ文官と武官が控えるという仕組みになっている。 なお、なぜ「午」なのかというと、「馬」じゃなくて方角のこと。つまり「南」。お昼のことを「正午」というのは、12時に太陽が真南に来るから。「午門」も「南の門」という意味だ。 午門は2代目のミンマン帝が創建し、12代目のカイディン帝が再建している。 まずは午門をくぐる。三つの入り口があるが、真ん中は皇帝だけがくぐれるところ。現在でも真ん中からは入れないようになっている。左右の入り口はそれぞれ文官と武官のもので、小間使いなどの出入りはそのさらに外側の入り口を利用したという。もちろん中に入ってしまえば同じなのだが、入り口が違うということは、それぞれ別の意味空間で暮らしていた、ということを示しているように思われる

 
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